2022年12月24日
洋舞ひとすじ91年。
本城ゆり氏は昭和27年「本城ゆり現代舞踊研究所」を設立。その後、京都現代舞踊を代表する舞踊家として数多くの後進を世に送り出し、日本の現代舞踊界に確たる歴史を刻まれました。自ら師事した石井小浪の「踊ることが人生」という言葉を貫かれた姿は見事でした。
2022年9月15日にお亡くなりになりました本城ゆり氏のご遺志を受け継ぐ「本城ゆり現代舞踊研究所」のさらなるご発展ご活躍を祈り、この賞を贈ります。
森光子没後10年の2022年9月1日、森光子と同い年である京都在住102歳の現役舞踊家・本城ゆり氏に2022年度の奨励賞の受賞をお伝えするも、その直後の9月15日未明、老衰のためご逝去。本城ゆり氏の遺志を継ぐ「本城ゆり現代舞踊研究所」のお弟子さんたちに、奨励賞を贈呈することになりました。
本城ゆり氏は中村典子先生の作品を何度も舞踊化されています。交流のあった京都市立芸術大学音楽学部・同大学院音楽研究科作曲専攻中村研究室の中村典子先生のご厚意により、12月24日(土)当大学ホールにて受賞の記念演舞と贈呈式が行われました。