2020年11月10日~12月13日
森光子生誕100年記念特別企画「森光子 百歳の放浪記」写真展長野県諏訪市・石川県山中温泉で同時開催。
1920年5月9日生まれの森光子は存命であれば今年100歳を迎えます。
日本最高の演劇と評されるまで「放浪記」を1961年43歳で初演、2009年5月の帝劇で上演記録2017回を達成した森光子の一心に演じていた表情、5幕から成る各場面の紹介、篠山紀信にのみ撮影を許した楽屋でのひと時、86歳での最後のでんぐり返し、89歳とは思えないはつらつとした最終公演の表情。
その舞台写真から俳優では初めて生前授与された国民栄誉賞の名女優の心意気が感じられます。
「ひと味ちがうタケヤみそ」のキャッチコピーで知られる、老舗みそ「竹屋」のテレビCMのキャラクターを50年にわたって演じた森光子が心の故郷と思募していた、諏訪湖のほとり「タケヤ味噌会館」での展示です。
1968年、金沢を舞台としたテレビドラマのロケとして山中温泉を再三訪れた森光子は、それが縁で2002年11月舞台と共同浴場を併設した芸能文化の殿堂「山中座」の開館時に当時の町長から名誉座長に就任を依頼。
その思い出の地での展示です。